ミレニアム・パダワン号

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スター・ウォーズ小説『ブラッドライン』紹介!シークエル嫌いこそ読むべき?!

今回は、私チュン・ソロがこのブログでSWファンの人に最もお伝えしたかった作品の一つを紹介します。。

 

小説『ブラッドライン』です!

レイアを主人公とした物語で、シークエルに深みをもたらしてくれる名作。

今年の年末公開予定の『スター・ウォーズ エピソード9』の予習としても、ぜひ読んでほしい!

 

最初にあらすじや登場キャラクターを紹介した後、注目ポイントとなぜシークエル嫌いな人が読むべきかを暑苦しく解説していきます。

 

断言します!

ブラッドラインを読めば、EP9でのレイアの最後の物語の深みに涙腺崩壊すること間違いなし!!?泣

 

 

作品の基本情報 

タイトル:『スター・ウォーズ ブラッドライン』(上下巻)

著者(翻訳者):クラウディア・グレイ(富永和子)

出版社:角川文庫

価格:880円(税別)

 

あらすじ

ストーリー

ルークたちが銀河帝国を打ち倒してから20数年。。(28ABY)

銀河の人々は「新共和国」の統治の下、平和に暮らしており、戦争の記憶は徐々に薄れていっていた。

 

しかし、バランスの取れたリーダーシップで意見をまとめていた初代議長モン・モスマが病に倒れ、政界を引退することに。

 

 

すると、元老院は真っ二つとなり対立が激化し始めてしまう。

銀河帝国の独裁による苦い経験からレイア率いる「ポピュリスト」は、すべての惑星代表が平等に力を持つべきだと主張している。

もう一方では、決められない政治にうんざりしている「セントリスト」が、強い権限を持ったリーダーを求めていた

 

2大勢力による言い争いは、揚げ足取りのような無意味なものばかりで、政治にあきあきしていた40代のレイアであった。

 

だがある日、元老院に「ジャバ・ザ・ハットの穴を埋める犯罪カルテルが暗躍し始めた」という情報が届く。

レイアはその問題の調査に立候補し、敵対するセントリストの若い議員ランソム・カスタルフォと真相究明に乗り出すのであった....。

 

メインキャラクター

・レイア・オーガナ

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出典:スター・ウォーズ キャラクター紹介

惑星オルデラーンの王女。銀河内戦の時代には、双子の兄ルークとともに反乱同盟軍を率いて帝国と戦った。終戦後、元密輸業者ハン・ソロと結婚し、息子ベンを生む。

現在(28ABY)は、ポピュリスト党に属する新共和国の元老院議員。

 

・ランソム・カスタルフォ

惑星ライオサ出身の若手元老院議員。ストームトルーパーのヘルメットなどの銀河帝国の遺物のコレクションが趣味。

セントリスト党に所属している。

 

グリーア・ソネル

オーガナ議員の首席補佐官。以前は、ハン・ソロの下でパイロットとして活躍していた。

 

コー・セラ 

レイアの補佐官見習いとして働く十代の若い女性。画像はEP7時のもの。

 

ジョフ・シーストライカー

新共和国軍の中尉。Xウィングを乗りこなすパイロット。

 

リンリヴィン・ダイ

ニクト種族による犯罪カルテルを率いるリーダー。

 

読むべき3つの理由!!!

レジスタンス結成の秘話を知れる!

ディズニーの始めた続三部作は、「レジスタンスvsファースト・オーダー」という「反乱軍vs帝国軍」というオリジナル三部作のコピーとも言える構図で始まりました。

以前からのファンの頭には、「あの必死で打ち立てた新共和国はどこにいった?」という疑問が浮かんだことでしょう。

私チュン・ソロも、その一人でした。

 

この『ブラッドライン』は、その謎に答えてくれます。 

一言でいえば、現実って厳しい....。

 

レジスタンス結成にあたって、レイアのためにアクバーやナイン・ナンたちが集結するのにはグッとくるものがある。

また、EP7でチューバッカの手当てをしていた医師ハーター・カロニアや、スターキラーによる攻撃で死んでしまったレイアの見習い秘書官コー・セラなどの新キャラの活躍も見ることができます。

 

レイアの「生々しい」記憶と、「2人の父」の間で揺れる葛藤。。

『ブラッドライン』は、レイアを中心に描かれています。

すると自然と、レイアの考えが描写されるので、読者は呼び起こされたレイアの記憶を共に見ることとなります。

 たとえば、「犯罪カルテル」という言葉を聞いて反射的に蘇るのは、ジャバの宮殿内に充満する獣臭さやスパイスの臭い、そして鉄の首輪のずっしりとした重さ...

 

すごく生々しいんです。

このような描写が何度もされ、ハンとの思い出などもフラッシュバックし、レイアの感情を追体験できます。

 

本作では、「政治家」レイアの姿も見ることができます。

その血に流れる強いフォースに裏付けられた勘の鋭さと、素早い論理的な判断力を使い分ける聡明さ。

一方で、カスタルフォという若くて帝国にノスタルジーを持つ真逆な人物と関わることで、癇癪を起こす人間らしさも垣間見ることもできます。

また、オリジナルのファンからすると、ホロを通したレイアとハンとの仲睦まじい電話には思わず口角が下がってしまいます。。笑

 

 

そしてなんといっても、この小説の主題は、ダース・ベイダー」と「ベイル・オーガナ」という2人の対照的な父の間で揺れるレイアです。

さて、レイアはどのような決断を下すのか....?

 

「伝説」vs「現実」!?

私たちは、ルークやレイア、ハンの活躍を映画を通して目の当たりにしてきました。

だからこそ、彼らの性格や人柄を存分に知っています。

 

しかし、銀河に住んでいる市民、さらには彼らの活躍した時代に幼かった人、それどころか生まれてなかった人はどうでしょうか?

ルークたちの物語は、聞き伝えの「伝説」でしかないのです。1000年平和を護ってきたジェダイが一夜にして、「悪」として抹殺された世界ですよ(笑)。

そう、『ブラッドライン』は今まであまり注目してこなかった「銀河の人々の現実の目」を照らし出しています。

 

例えば、一部の人から見れば、反乱軍によるデス・スターの破壊は、乗っていた民間人含めた150万を問答無用で吹っ飛ばした無謀な事件でした。

また、ルークがベイダーをライトサイドに帰還させて皇帝を葬ったという事実は、本人しか見ていないので、証拠はどこにもありません。

そして、ルークとレイアが悪の権化ベイダーの娘であるという事実も当然、銀河には知られていませんでした。

 

私たちの知る"元"英雄たちと銀河の一般市民の認識の違いに愕然とすること間違いなしです、、。

 

なぜシークエル嫌いが、『ブラッドライン』を読むべきか?

まず、チュン・ソロはこの『ブラッドライン』を読んでからシークエル全体に対する捉え方が完全に変わりました

以前は、「EP7はEP4のコピーでつまらん、EP8は既にSWじゃない」なんて思っていました。

 

今も、シークエルを大好きになったわけではありません。

ですが、「EP6のハッピーエンドで終わらない、厳しい現実に立ち向かうハン、ルーク、レイアの物語」としてシークエルを見るようになりました。

 

「偉業を成し遂げた彼らが、次の時代に何を残すか」という視点で見ると、感慨深いものがあるのです。ルークとレイレイアとポーの関係性を描いているのです。

なんかデス・スター(もどき含め)を何個破壊しても、銀河の人々が変わらないと結局なんの意味もないんだなぁ、としみじみなった。

 

シークエルを異質だと言って、嫌ってばかりいても何も良いことはないと思います。

 

全てを受け入れなくても、自分なりの楽しみ方をすればいいのではないでしょうか?

 

って思えるようになった一冊でした。

 

まとめ

ということで、小説『ブラッドライン』の概要と「なぜ読むべきか」をまとめました。

 

これ読んで、チュン・ソロ的にディズニーの立場は「映画はただ楽しんで観れるもの」として制作し、「小説などの外伝がストーリーの筋を補完する」という分け方をしているように感じました。。

本読まないと「?」が解消されないのもどうかと思うが。。(映画でももうちょっと丁寧な説明ほしいよ)

 

長い記事お読みいただき、ありがとうございました!

何にせよ、この『ブラッドライン』はチュン・ソロが全力でおすすめできる作品なので、気になればぜひ読んでみてください!

 

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それでは次に会う時まで、May the force be with you....

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