ミレニアム・パダワン号

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スターウォーズは政治劇だ!元老院議員、パルパティーンによる共和国崩壊を徹底解説

スターウォーズを構成する数ストーリーの中で、 欠かせないのが...政治劇!!

 

"WARS"、つまり戦争あるところに「社会」そして「政治」あり。

まさにスターウォーズの歴史は、アナキン・スカイウォーカーの人生の物語であると同時に、崩壊する銀河共和国 と 勃興した銀河帝国と反乱軍の戦いのストーリーです。

 

そこで重要となるのが、政治家!

今回は、政治から見るスターウォーズのストーリーと、普段あまり注目されない政治家たちを紹介します。

 

 

スターウォーズの政治システム

銀河共和国時代(EP1~3)

銀河共和国は、シスの滅亡からクローン大戦期までの約1000年の間続いた、数千の星から成る民主主義の政治体制です。

 

政治主体の銀河元老院は首都惑星コルサントに位置し、それぞれの出身惑星を代表する数千人の元老院議員から構成され、議員らは最高議長を選出して政治を行いました。また、共和国は軍隊を持たず、惑星間で紛争などが起こればジェダイを派遣し、平和調停にあたっていました。

 

エピソード1:権威のない議長と、隠れた脅威

フィニス・ヴァローラムが最高議長としてナブーと通商連合の関税問題に対処します。

しかし、実権のない議長と、私欲に溺れた議員らでは解決が進まず、ナブーの元首アミダラから「不信任決議」が提出され、ナブー出身の元老院議員シーヴ・パルパティーンが新たな最高議長となりました。

 

エピソード2:分離主義の台頭と、戦争の勃発!!

元老院の腐敗が進み、特に外縁部に位置する貧しい惑星は必要な支援を共和国から得られなくなってきました。その結果、不満を募らせた惑星を引き連れてドゥークー伯爵が始めたのが、共和国から離脱する「分離主義運動」。

当初は、「外交で平和的に解決する」と主張したパルパティーンでしたが、ジャー・ジャー・ビンクス代理議員のスピーチを受け「非常事態大権」を獲得、クローン兵から成る共和国グランドアーミーを設立しました。

分離主義勢力との戦乱の時代、クローン大戦が始まったのです。。

 

エピソード3:戦争の終結と帝国の誕生

3年の戦争を経て、ついにジェダイとクローン軍は分離主義者のリーダーのドゥークー伯爵と、グリーヴァス将軍を打ち倒します。しかし、ほぼ同時にパルパティーンが真の敵シスであることが判明し、ジェダイは最高議長を捕らえることに。

見事に罠に嵌ってしまい、「ジェダイは最高議長に逆らった」という大義名分の下、準備されていた「オーダー66」で皆殺しにされます。

逆らうもののなくなったパルパティーンは、自ら皇帝を名乗り、銀河帝国の誕生を高らかに宣言するのでした。

 

・・・チュン・ソロの視点・・・

狡猾の二文字が、これほど似合う男はいない。パルパティーンは、銀河政治の正規ルートを地道に進み、1000年に渡る平和の守護者ジェダイを悪役とすることに成功したのです。。

武力」ではなく「政治力」や「科学」を用いて、知らず知らずに敵のジェダイを陥れていく圧倒的なリアリズムに裏打ちされた戦い方。緻密で美しく、同時におぞましい。現代の世界に通じる点も山ほどあります。

 

銀河帝国時代(EP3~6)

共和国の時代は、各惑星がある程度の主権を持って、全体的なことを元老院で決めていました。しかし、帝国では各地域を皇帝直属のモフという総督が直接支配を行いました。

そして、究極的には惑星破壊兵器デス・スターにより、「従うか、惑星もろとも破壊されるか」という恐怖による平和状態を創り出したのです。建造が完成した時点で、「民衆の意見を聞いてるよ」と信じさせるためだけに残していた元老院は解散されます。

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また、政策的には「奴隷労働の承認(デス・スター建設にウーキーらが使われました)」や「人種差別(人間種族の優遇)」が挙げられます。だから、帝国のモフやトルーパーには人間しかおらず、反乱軍はアクバー提督の非人間種族が自由を求めて戦っていたのです。

ヤヴィンの戦いで、第一デス・スターは反乱同盟軍により破壊されますが、帝国が逆襲を仕掛けます。しかし、エンドアの戦いで皇帝パルパティーンが死に、第二デス・スターも破壊され、ついに1年後のジャクーの戦いで帝国は降伏します。

 

新共和国時代(EP7~9)

旧共和国を目指してスタートした新共和国。反乱軍の政治的リーダーであったモン・モスマが新共和国最高議長として、上手く惑星間の対立を回避して政治を進めていました。

 

しかし、モスマが病で倒れると、元老院は2つに完全分裂。各惑星が平等な力を持つべきだとするポピュリスト党と、中央政府が強い力を持つべきだとするセントリスト党の争いが始まりました。

この政治劇は、小説『ブラッドライン』で詳細を見ることができます。マジでおすすめ!

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ついに、ファースト・オーダーが脅威として表れ始めるも、無駄な言い争いをして何も対処しない新共和国。業を煮やしたレイアが、私設軍隊レジスタンスを立ち上げます。

しかし、『エピソード7』で首都惑星であったホズニアン・プライムがスター・キラー基地のレーザー光線により破壊。現状、銀河全体をカバーできる政治的機能はほぼ死んでいる状態ですね。。。

 

元老院議員&政治家

ここからは、そんなスターウォーズの政治界の政治家たちから、チュン・ソロ的お気に入りの6人をご紹介!

パドメ・アミダラ(パドメ・ネイベリー)

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出典:スター・ウォーズ キャラクター紹介

・出身:ナブー

・肩書:君主 (国家元首) → 元老院議員

 

ナブー危機での勇敢さから民衆に愛され、君主を続けられるよう憲法を改正しようという動きまであった人望のある政治家。

彼女は、特に「難民支援」や「軍縮」のために力を注ぎました。オルデラーン難民会議をベイル・オーガナと開催したり、軍隊創設法や500万のクローン兵を新たに購入する軍拡法への反対運動を率いました。

 

「もしこれ以上戦いのために多大な出費を続け、人々の生活への支援を軽んじるのであれば、私たちはドゥークー伯爵に『戦争』で敗北するのではないでしょう。それは『私たち自身』への敗北です。」

by パドメ・アミダラ (クローン・ウォーズ)

 

パドメは常に困っている人のために戦いました。そして、『エピソード2』や『クローン・ウォーズ』を見れば分かる通り、実際にもブラスターを持って戦いました。なかなか強いのです。。笑

 

そんな清廉潔白強き女性政治家パドメ・アミダラですが....

チュン・ソロ的には、大スキャンダルが起きた時の展開も見てみたかったなーと。そう、クローン大戦の英雄として世間にも有名だったアナキン・スカイウォーカー将軍との秘密結婚の事実...。「戦争率いる将軍と反戦掲げた政治家が結婚してる?!」ってことで大騒ぎになったでしょう。。

偉大なパドメも一人の人間であるってところですかね。

 

ベイル・オーガナ

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出典:スター・ウォーズ キャラクター紹介

・出身:オルデラン

・肩書:元老院議員→帝国元老院議員

 

クローン大戦中、パドメらとともに反戦運動に尽力した政治家です。また、オーダー66によってジェダイが虐殺される様子を目撃し、生き残ったオビ=ワン・ケノービやマスターヨーダを保護しました。

また後には、モン・モスマらと共に反乱軍の基礎を形作ります。その生涯は、デス・スターによるオルデラン破壊によって閉じることとなりました。

 

「彼女 (レイア) のことを命を懸けて信じている。」

by ベイル・オーガナ(ローグ・ワン)

 

オーガナは、EP3の最後にパドメの娘レイアを養子として引き取り、大切に育てます。『ローグ・ワン』では、オビ=ワンへデス・スターの設計図を届ける役割をレイアに任せました。

 

オーン・フリー・ター

・出身:ライロス

・肩書:元老院議員→帝国元老院議員

 

トワイレック(トゥイレック)という種族代表の政治家。

こやつほど「私腹を肥やす」 という言い回しが似合うやつはいないでしょう。。貧しい故郷のために尽力するわけでもなく、議員の特権を使い美食家として名を馳せていました。同じ種族のアイラ・セキュラや、ヘラ・シンドゥーラと比べたら既に違う種に見えてしまうほど...。 

下の動画の2:29からトワイレックが次々と登場します。そして2:47に巨漢が登場。

 

youtu.be

 

クローン大戦時代は、分離主義の支配に何もしないター議員に怒ったチャム・シンドゥーラが独自に反乱の戦いを率いていました。チャムとターの関係は最悪でしたが、故郷のために一応協力体制を取り、分離主義陣営の支配からの解放に至ることができました。

ちなみに、銀河帝国時代も引き続き元老院議員を務めました。

 

サティーン・クライズ

・出身:マンダロア

・肩書:公爵(国家元首)

 

クローン大戦への介入を拒み続け、中立を堅持した極度な平和主義を持つ惑星マンダロアの女公爵。

その平和主義は、恐らく彼女の実体験から得たものです。若くして1つの惑星の元首となったサティーンでしたが、マンダロアは激しい内戦状態に陥ります。これまで「戦士」として名高かったマンダロリアン種族を、平和主義政策に方向転換し内戦から復興させたのがサティーンでした。

 

そして実は、オビ=ワンとの間に何かあったりなかったりして。。

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パパノイダ男爵

・出身:パントラ

・肩書:書記長(国家元首)

 

特に何かを成し遂げたキャラクターってわけでもないのですが、、

演じたのは、ジョージ・ルーカス本人!!!

starwars.fandom.com

『エピソード3』のオペラハウスのシーンでちらっと出演しています。『クローン・ウォーズ』では、母星パントラが「通商連合の封鎖」というナブーと同じ仕打ちに遭いますが、子供たち (ルーカスの実子らに似たキャラ笑) と共に戦います。

 

ミーナ・ボンテリ

・出身:オンダロン

・肩書:銀河元老院議員 → 分離主義元老院議員

 

最後に独立星系連合(分離主義側)の政治家も。

もともとは共和国の議員で、若きパドメにとって政界の先生のような存在であったミーナ。しかし、腐敗した共和国を見捨てて、分離主義運動に参加することとなります。実際、ミーナの夫はクローントルーパーの攻撃によって命を落としました。

 

「『この戦争を止めなければならない』っていう点は、同意できるわ。問題は『どうやって』よ。」

by ミーナ・ボンテリ(クローン・ウォーズ)

 

クローン大戦中、和平の道を探るパドメは秘密裏にミーナと会い話します。お互いの元老院で「戦争疲れ」が問題に上がっていることを知った2人は、それぞれの元老院で和平交渉の提案に成功しました。

しかし、交渉開始の是非を決める投票中、ドゥークー伯爵の策略によりコルサントで自爆テロが発生。ミーナも暗殺され、2人の努力は白紙に戻されるのでした。。。

 

まとめ

いやあ、スターウォーズでバチバチ戦ってるのは、良くも悪くも彼らの政治の結果なんですよね。もうちょっと、この政治面を掘っていければと思ってます。

 

今回も長い記事を読んでいただき、ありがとうございました!

 

それでは次に会う時まで、May the force be with you....

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